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アムメン (DD-35) : ウィキペディア日本語版 | アムメン (DD-35)
アムメン (USS Ammen, DD-35) は、アメリカ海軍の駆逐艦。ポールディング級駆逐艦の1隻。艦名はダニエル・アムメン少将に因む。 ==艦歴== アムメンは1910年3月29日にニュージャージー州カムデンのニューヨーク造船所で起工した。1910年9月20日にエセル・C・アンドリュースによって命名、進水し、1911年5月23日にペンシルベニア州フィラデルフィアで艦長ロイド・W・タウンゼント中尉の指揮下就役する。 就役後アムメンは大西洋艦隊に配属され、水雷小艦隊と共に東海岸沿いに活動した。1914年にヨーロッパで第一次世界大戦が勃発すると、アムメンは中立パトロールおよび護衛任務を東海岸沿いに行う。1917年4月にアメリカ合衆国が参戦、アムメンはバハマに向かい、偵察任務に就く。帰国後は5月6日にフィラデルフィア海軍造船所に入渠し、海外任務のための改装を行う。アムメンは駆逐艦隊第9分艦隊に配属され、6月18日にフランスのサン・ナゼールに向けて出航した。 船団は7月2日にサン・ナゼールに到着、アムメンはそこからアイルランドのクイーンズタウンに向かい、同地でアメリカ海軍部隊に合流した。アムメンはアイルランドとフランス間の船団護衛任務、アイルランド沖での対潜哨戒任務に従事した。1919年1月に帰国、メキシコ湾を巡航し、1919年12月11日にフィラデルフィアで退役した。1920年7月17日に DD-35 に指定され、その後もフィラデルフィアで保管されたが、1924年4月28日に沿岸警備隊に移管される。沿岸警備隊では CG-8 に指定された。アムメンは沿岸警備隊の密造酒取り締まり部隊「ラム・パトロール」の1隻として任務に従事した。 1931年5月22日にアムメンは海軍に返還され、予備役のまま保管された。その後艦種番号は再び DD-35 に変更された。アムメンは1934年7月5日に除籍され、ブルックリンのマイケル・フリン社に売却された。
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